森林ボランティアへの取り組み


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 私たちが森林ボランティア活動をはじめた頃、森林に対する心構えなどはまったく初歩的で、なにをどうやればよいのか見当もつかず、まさしく五里霧中の状態でありました。山林作業にたずさわる方々に指導をたのみ、試行錯誤を繰り返して荒廃した森林や竹林の整備の基本、植樹のやり方、除伐や草刈りの必要性と実践活動などを学び、森林整備の活動範囲をひろげつつ今日に至りました。

 近年、森林や里山に対する意識の高まりから、森林整備と竹林整備並びに環境整備活動に参加される一般の人たちが増えてきました。身近な森林や里山が著しく荒廃し、環境と景観が悪化していく様子に憂慮している人たちが多くなり、森林整備の実践活動に参加してなんとかしようとする機運が高まってきたためであると思われます。この機会をとらえて、活動環境に留意した安全・安心な整備の実践方法を構築していく必要があります。

 一般の人たちが実践活動を行うには、私たちは団体活動が最適と考えます。すべての整備活動は団体の管理と規律のもとにおこないます。団体運営の中では、森林整備の要領や情報を常に収集し、安全で効率的な技術研修を実施して経験豊かなリーダーの育成をはじめ、整備技術者の育成、作業工具の知識、山野草の知識など、活動のために必要な研鑽と育成をおこないます。このような仕組みをつくることによって、森林整備に精通した技術者同様に作業を効率よくおこなうことができ、安全でより良い成果をあげることができるのです。

 森林整備を安全で楽しく効率的に行うために、チェンソーや刈払機等の作業機械を導入する必要があります。そのために、これら機械を安全に扱うため公的機関にて講習を受けるとともに、森林整備に携わっている扱いに熟練した人とともに実地指導をおこなっていきます。

 森林整備に参加する人たちには、体を動かし汗を流す喜びと楽しさ、作業を終えた後の充実感、整備された森林の生き生きとした景観に心を満たされる満足感、素晴らしく居心地の良い環境から受ける癒しなどを感じてもらい、活動を通じた協力の輪をひろげていって欲しいと思います。

 

森林整備活動の心構え